筆冩近衞言行不一致録

雑感をある程度毒抜きされた戯言にして吐き出す。

私が政治ネタを弄び、そして左傾化したことについて

はじめに

twitterをご覧になった人、もしいらっしゃったなら、誰も信じていただけないでしょう。しかしながら、私は政治にはあまり熱心ではありません。自身の生活が少しでも少しでもマシになるように、マシにしてくれるように、ただそれだけを願っている、ただのエゴイストで、ございます。

ポリティカルコンパスではこのように出ますが、私はノンポリタイプの人間だと思っております。

私の政党座標は 55.6% 左派, 22.2% 自由主義者

www.idrlabs.com

 

どうしてこうなってしまったのか

前項の通り、私は、特定の思想・宗教に傾倒するものではございません。強いて言うなら、現在の問題の解決策を探す為に、特定の思想・宗教の考え方を学ぶことがあり、その際に思考が自家中毒を起こして、奇妙な言動に入ることがあるわけです。

何故こんなことになったのか。

私は、元々は(今でもそうであると思い込んでいますが)特に政治思想のない、ただの一人の青年でした。若干、中高生時代「ネット右翼」であった反動があり、若干の、揺り戻しとしての「左」が入っていた可能性はありますが、基本としては思想に傾倒はしておらず、それなりに国際派であると思い込んでおりました。大学時代は、中国経済に強い先生のもと、観光に関する統計とにらめっこして、おりました。

アイコンを、ご覧いただきますと分かります通り、私は「艦隊これくしょん」というゲーム作品のファンでございました。

 

さて、艦これをプレイする以前、私には一般的な児童向け図鑑の軍艦(帆走汽船)や、日本の造船の歴史で触れられた戦艦「長門」、零式艦上戦闘機紫電改、そして「男たちの大和」での大和の艦内の人物描写ぐらいでしか、海軍系の知識はございませんでした。関行男海軍中佐の出身校を出たのに関わらず、関行男については、特攻隊について改めて調べた時に初めて知った始末です。

ある程度知識が増えたのは、艦これをプレイしはじめて、足りないストーリーを補完するための知識を得る為に、いろいろと調べるようになったことでしょうか。軍隊の知識を集め、また戦闘の記録や兵士の手記から見られる、戦場の戦闘以外の日常の断片を集め、そこで二次創作的にストーリーを構築するようになるわけです。

しかし、同時に運営に対するヘイト(ゲームの難易度ではなく、ゲームプレイ時のバグやキャラクタの不整合が原因である)が募り、そして不満を表明すると、「田中謙介の信者」に叩かれる、こういう状況が生じておりました。そしてアニメでしょうか、嫌な思い出として処理しましたが、アレで完全に運営アンチに回りました。元々運営に対して猜疑心を持つことでネタを作っていたので、最初からアンチと云えばその可能性はありますが、猜疑心で遊んでいたのがガチの猜疑心になってしまったわけです。

それからは、運営やその「信者」に対する憎悪を撒き散らすようになったわけですが、その過程で、「信者」の中に一定の傾向を見いだしました。所謂、「ネトウヨ」的言動です。それを見つけたと同時に、アンチや信者を咎める側には反「ネトウヨ」的な言説がいくつか見いだせるようになりました。

私は、これを見て反「ネトウヨ」的なネタを交えていくこととしましたが、これに関しては左翼的になるのではなく、ガチウヨ的になっていくことで、「ネトウヨ」を背中から撃っていくプレイで進めていくことにしました。当時流行した播磨屋トラックをネタとして、田中謙介とその信者を罵る方向でありました。

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まだ、この頃はガチウヨをおもちゃにしつつ、ガチウヨのポーズで色々と言を弄しておりました。おかき屋が大変香ばしい広報をするので、それが大変おもしろいので、それをパロディ化して遊びつつ、艦これ運営へのヘイトのガス抜きをしていたわけです。

そうこうしていると、次なるコンテンツに出会いました。大本営八俵と、鳥肌実です。


鳥肌実 - ガイセン

私の右翼ネタ路線はこれでピークを迎えました。(当時、相互よりなぜか「長渕剛」との渾名を拝し、元々のGarNelEをミドルネームとしておりました。)

今でもこの路線は(もっと自身にセンスがあれば)面白かったと思っております。やはり、ガチウヨの立場で艦これ運営アンチの体で信者叩きに動き回ることは、大変面白いのです。正面から撃つよりも、背後から撃つ方がおもしろいのですから。問題は私にあまりセンスがなかったことにありますが。

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断続的にこのヘッダは使っており、左翼路線に入ってからも、右翼モードに入る時はこれをヘッダに使ったり、もう一つタナコロ要素を抜いたヘッダをつかっておりました。

 

さて、その頃は同時に、そういう界隈との接触があり、そこでもNTUY叩きがあったので、まあ助太刀かなと突っ込んでいた時期がありました。

reopon-ottoman.hatenablog.jp

彼らと少し話をすると、ちょっと方向性は違うなと思いつつ、時々便乗して一部の艦これ民を叩いておりました。大和爺騒動、軍医くん騒動でしょうか。調べなくて構いません。あんなもん調べるだけで頭おかしなるで。というか停止してる垢の業の原因のひとつはたぶんここです。

togetter.com

まあこんなところを2016年ごろは外からのぞきつつ、面白そうなもの(艦これ信者叩き)を見つければそれいけと突撃する感じで居りました。その過程で、内部の人間の数名からは引かれながらそこそこ懇意にさせていただいておりました。まあ、これについては8月ごろまで適当に馴れ合いしつつ、政治ネタをおもちゃにするアクティヴィティを行っておりました。

*1

それから9月から11月まで、所用によってtwitterを控えておりましたが、12月より復帰。「界隈」とやらは何処に行ったのか分からない状態で、何人かの懇意の人と相互である程度でございました。そこから数ヶ月ほどで、まあ「界隈」の「崩壊」の原因とされる女装騒動があったことを耳にし、相互には女装ホモ賛成派の女装者と、女装ホモ反対派の女装者がいるという状態が発生しておりましたが。

その頃、私は再就職先が決まらず、今以上に酷く悶々としておりました。これではいけないと動いても、何も決まらない、そんな状況下です。そんな中で、自己認識が「資本主義社会における敗者」というものに変わり(元々負け組寄りの認識がありましたが)、趣味として漁っていた新左翼の語録への感情移入が始まってしまいました。この頃に色々と屈折し、認知の歪みが酷くなり、いわゆる「ネット右翼」や「オタク」への敵意が強化されてしまいました。彼らは自分たちを支配する資本家を応援する「肉屋を支持する豚である」と。*2

これ以降、ネタ左翼だったのが、ガチトーンを含む狂乱サヨクと化し、様々な人に噛みついては反発される事を繰り返すようになりました。また、以前よりあった「オタク」叩きが悪質になったりなど、更に人間としてどうかという行動が増加していきました。この傾向が2017年3月より始まり、2018年冬にいよいよ現実の思考に悪影響を及ぼし始めた、というところです。 

艦これ運営へのヘイトが、当時調べていた軍関係の事件をネタにする方向に動き、それで「共産趣味」界隈と時々協調する体でネタを吐きまくったりしておかしなネタ思想を作っていたところに、自身の身から出た錆で職を失ってからそれが自分に完全にインストールされてしまい、それがだんだんとアップデートされて、あの状況に至ったわけです。

*1:なお、「界隈」の認識ですが、当時は臭いアニメオタクや保守気取りのNTUYクソオタぶっ叩いてんなと思っておりましたが、上のブログで述べられている、「ほかにはネットの保守界隈や左派界隈でした」と云うところところまでしっかり認識できていなかった、と云うのが正直なところです。既にキャラ誕生日荒らしや大和爺騒動、軍医くん(Ostwind)騒動でやっているので、その点の罪からは逃れられないのは事実です

*2:なお、今年には定職ある賃労働従事者として働く運びとなりました。